【旅の裏側】 セーヌ川沿いをそぞろ歩いて、遠くへ思いを馳せること
【2012/6/17(日) パリ2日目】 9:30

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パリにキャーキャーはしゃいでいるのは、わたくしだけではありません。
母もキャーキャー華やいで、久しぶりのパリに大喜び。
パリの絵を描くから!その資料のための写真を撮るわ!と意気揚々。

足が動かないから、もうパリへなんて行けないわ。
12時間も飛行機乗ったら、きっと胸がくるしくなるし、脚は萎えて動かない。
手は震えるし、頭は働かないし、目だってもうよく見えないし。
薬は山ほど飲まなきゃならないし、こんなんでパリなんか行けないわ。
おばあちゃんの介護もあるし、パパも再発不安だし。

うろうろと悩む母のコトバは、ぜんぶ「うん、うん」と聞いたけど、すべて流して、強行した。
直前に父が再入院かも。とか、祖母の骨折手術とか、24時間付添い要とか、最後の最後まで綱渡り。飛行機に乗るまでヒヤヒヤしてた。
そーゆー心配ごとぜんぶ、置いて、遊びに来たのだよ。
渋る母を無理やり引っ張り、連れ出してきたのだ、この旅は。
出発前は本当に、それでよいのかと悩んだし、子どもを夫に任せて旅に出るのも、すごーく気が退けた。
だって毎日の食事のしたくに、お弁当だって必要だし。制服のシャツのアイロンに、洗濯だって、てんこ盛り。
「イイナー、おれもエッフェル塔のぼりたいー」
と言うかめろくを、置いてくるのも辛かった。
わたしとおばばがいない間、かめろくは、
用意された食事を自分で温め一人で食べ、(←ココが不憫。泣。いつもはおばばんちで一緒にたべてる。)
風呂を沸かして入り、それから塾へ行くはずだ。(←学研大好き。嬉々として通っている。いったいどんな秘密があるのかしら~)
塾から帰ったころには、夫が帰ってきているはずだけど。

たった7日間の旅だって、そう簡単には出られない。

だけど、本当に母と行けるパリは、ラストの機会かも。
そう考えて万全の態勢を整え、やってきた。
母の旅行に大反対か、いっしょに行くと言い張ると思った父は、あっさりと一人留守番を宣言し、
旅行直前に急遽決まった祖母の手術後の介護には、姉が、駆けつけて来てくれた。
「うちのことはいいから、いっておいで。せっかくだから楽しんで」
と、快く送り出してくれた夫。
「おみやげ、いっぱーい買ってきてねぇ」
と、手を振るかわいいかめろくも。

せっかくわたしもすべてを置いて、ここまで辿りついたのだ。
ええ、もうこの旅の間は、ゼッタイ楽しむことだけ考える。

この辺りの道沿いは、娘時代に、元気だった母と歩いた道なのだ。
時を経て、再びここへ来られるなんて、なんて幸せなんだろう。
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▲橋桁に並んで仏頂面のおっさんたちの顔、こわいわぁ。
やっぱり橋が重いのかしら。支えてくれて、ありがとー。
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▲この川越しの景色を見ると、「パリに来たのだ」と、じーんと思う。

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by tsurukame_ko | 2012-07-01 15:29 | 旅メモパリ
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